産後の骨盤矯正とは?
産後の骨盤矯正とは、出産をする際に歪んでしまった骨盤を正しい位置に治していく矯正です。
「出産をしたら骨盤矯正ほうがいいの?」
宮前まちの整骨院に来院される患者様から、よくこんな質問をされます。
答えは「はい」です。
これは、自然分娩でも帝王切開でも同じように言えます。
今回はそんな産後の骨盤矯正について詳しくご紹介していきます。
産後の骨盤はどうなる?
産後に多いのは、骨盤が前にかたむく前傾(ぜんけい)の状態です。
下記の写真の左側の写真のように真っすぐになっているのが理想ですが、骨盤前傾とは、右側の写真のように正しい位置よりも前に出ている状態です。
骨盤前傾してしまう理由は2つあります。
1.妊娠中のお腹のふくらみ
1つ目は妊娠中の体型です。
妊娠中の約10ヶ月間、お母さんのお腹の中には赤ちゃんがいます。
つまり、身体の前側に今まではなかった重さがかかるので、骨盤は前に傾きやすくなってしまいます。
2.赤ちゃんの抱っこ
赤ちゃんを抱っこすることも骨盤が歪む原因になります。
抱っこしているときは、妊娠と同じように自分の身体の前側に重さがかかることになります。
その結果、妊娠のときに前傾した骨盤は出産後も前傾しやすい環境におこれてしまうのです。
また、赤ちゃんを抱っこするときに、どちらかの腕ばかりで赤ちゃんを支えていると、どちらか一方の足に体重がかかり骨盤のねじれが生まれることがあります。
なぜ骨盤矯正をしたほうがいい?
なぜ産後は骨盤矯正をした方がいいのでしょうか。
骨盤が歪むと身体には、たくさんの不調に繋がる要因になってしまいます
骨盤の歪みが原因で起こる症状は以下のものがあります。
- 身体の土台の骨盤が歪むので姿勢が悪くなる
- 足の長さが変わる
- ストレートネック
- 頭痛
- 首・肩こり
- 腰痛や足の痺れ
- 自律神経の乱れ
今回は上記の7つの症状を紹介しましたが、他にもまだまだたくさんあります。
産後の骨盤矯正を始める期間は?
宮前まちの整骨院でおていおすすめ産後の骨盤矯正を始める時期は、産後2か月~4か月です。
その理由は以下の2つあります。
1.傷の回復期間が必要
出産には、大きく分けて2つの方法があります。
(1)経腟分娩(けいちつぶんべん)
→膣を介して出産する方法
(2)帝王切開(ていおうせっかい)
→お腹を切開して赤ちゃんを取り出す方法
帝王切開はお腹を切るため、術後の傷の回復を待たなければなりません。
また、経腟分娩でも会陰切開(えいんせっかい)を行うことがあります。
このように、帝王切開、会陰切開で傷ができた場合は、その傷が治るまでは産後の骨盤矯正を行うことができません。
2.産後半年たつと骨盤は治しにくくなる
出産をした際に緩んだ骨盤回りの筋肉や靭帯は約半年かけて、固まってきます。
骨盤回りが柔らかい状態のときに、骨盤を正しい位置に戻すことで、産後半年後には正しい位置で骨盤が固まります。
骨盤を真っすぐ治すことで上記で述べた、腰痛や肩こりなども予防することができます。
施術の流れ
宮前まちの整骨院では、以下のような流れで骨盤矯正を行っています。
1.問診
出産時期、お身体の悩み(腰痛や肩こりなど)についてお伺いします。
2.腰の状態を確認
痛みがある場合は、痛みが起こる場所を確認します。
3.骨盤の歪みチェック
骨盤の歪みを確認します。
4.自律神経検査
自律神経を検査し、皆様の自然治癒力を確認します。
5.状態説明
問診の際、確認したお身体の状態をご説明し治し方をお伝えします。
6.施術
骨盤矯正を行い、痛みや骨盤の歪みを治していきます。
上記の流れで骨盤矯正を行っていきます。
まとめ
産後の骨盤矯正の理想の来院の目安は、週1回を3か月続けることです。
また、皆様のお身体の状態に合わせて、簡単なセルフケアをお伝えしていきます。
セルフケアをご自宅で行っていただけると、治るスピードが上がってきます!
宮前まちの整骨院に来院される際は、お子様も一緒に連れてくることも可能です。
お母さんが施術を受けているときは、受付スタッフが子守りを行っております!
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