ブログをご覧の皆さん
こんにちは!
川崎市宮前区の『宮前まちの整骨院』の鎌田です!
鍼灸治療を利用される方から
『気』や『東洋医学』について聞かれることがあります。
患部局所の状態を診る西洋医学と違い、
東洋医学では、その人の状態を身体全体から判断します。
そのため『気』や『津液(しんえき)』といった東洋医学特有の聞きなれない単語が出てきます。
そんな東洋医学の面白さを知ってもらうために
今日はちょっとした例を挙げて東洋医学のツボのお話をしたいと思います。
◆手のツボで腰痛改善?!東洋医学の不思議なパワー!
東洋医学での治療法には様々なものがありますが、
中でも面白いのが『遠導刺』や『巨刺』などの遠隔部を用いた鍼治療です。
通常、お腹の調子が悪い場合はお腹に対して施術をするのが一般的ですが、
先に挙げた方法は、患部から遠い部分に刺激を与えることで良くする治療法なのです!
患部ではなく、離れた箇所へ鍼の刺激を与えることで
身体の中の気の流れを整え、患部の症状を緩和させます。
また科学的な根拠ですと調子の悪い腕に対し反対側の腕へ鍼の刺激を与えることで、
調子の悪い腕への血流の変化を認めた実験結果も存在するそうです。
では実際に簡単な例ですが、
この遠隔部の治療を体感してもらいましょう!
今日、紹介するのは『腰痛点』というツボです。
このツボはギックリ腰など急性の腰痛で用いるツボなのですが、
腰の症状を緩和させるツボにも関わらずツボのある場所は『手の甲』なんです!
この不思議な『腰痛点』の場所は写真の赤い点の位置です。
場所の探し方は、
1.握りこぶしを作る
2.手の甲にある骨の内、下の骨と骨の間を確認する
・人差し指と中指に繋がる骨と骨の間
・薬指と小指に繋がる骨と骨の間
3.それぞれ手首に向かって指でなぞった時にくぼみのある点
それが『腰痛点』です!
ぜひ皆さんもギックリ腰になった際は試してみて下さい!
今回のお話でツボについてご興味を持たれた方は、
ぜひ一度、宮前まちの整骨院までご相談下さい!
電話番号は044-861-6220
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ではでは(^O^)/