「反り腰って腰痛に関係あるの?」
という内容の質問を当院の患者様から聞かれることがよくあります。
・慢性的な腰痛がある方
・産後のママ
・ぎっくり腰を何度も繰り返している方
このような症状がある方のほとんどが反り腰になっています。
今回は腰痛と反り腰の関係性についてご紹介したいと思います!
反り腰になると腰痛になるのか?
反り腰は腰痛の大きな原因のひとつです。
腰には脊柱起立筋と言い、首から腰にかけて走行している大きな筋肉があります。
反り腰になると常に脊柱起立筋が緊張した状態になるため、ガチガチに固まってしまいます。
その結果、腰痛に繋がるのです。
なぜ反り腰が起きるのか?
反り腰が起きる主な原因は骨盤にあります。
骨盤は本来真っ直ぐ立っているのが理想ですが
骨盤が前に傾いてしまうと反り腰になってしまいます。
骨盤が前傾してしまう原因は
・座り方(足を組む座り方や、アヒル座り)
・家事
・出産
・歩き方(左右に片寄った歩き方)
など日常生活の中に様々あります。
骨盤が前傾してしまうと腰痛以外にも
・肩こり
・外反母趾
・耳鳴り
・頭痛
・膝の痛み
などの症状も出てきてしまうというリスクもあります。
マッサージで腰の筋肉を緩めることができれば症状は改善されると思います。
しかし、反り腰を治すことができないと腰にかかる負担は変わらないので
腰に負担がかかる状態で日常生活を送ることになり
その結果、腰痛に繋がってしまいます。
慢性的な腰痛を治すためには、腰の筋肉を緩めるだけではなく
反り腰を治し骨盤の歪みも治す必要があります。
反り腰のチェック方法
ご自宅でも今自分の骨盤が前傾しているのか簡単にチェックする方法がありますので
ご紹介したいと思います!
①仰向けで寝る
②背中に手を入れる
上記の方法が骨盤が前傾しているかチェックする方法です。
骨盤が真っすぐになっている方は、床と背中の隙間がない状態で寝ることができますが
骨盤が前傾している方は床と背中の間に手が入ってしまいます。
反り腰を防ぐためのセルフケア
上記でもご説明した通り
骨盤が前傾してしまうと反り腰になり
腰痛などの痛みに繋がってしまいます。
今回はご自宅で反り腰を防ぐ簡単なセルフケアについてご紹介したいと思います!
太ももの前側には大腿四頭筋と言う筋肉があります。
この大腿四頭筋が硬くなってしまうと骨盤が前傾してしまうため
今回は大腿四頭筋を柔らかくするためのストレッチを1つご紹介致します!
①伸ばしたい方の足首を持つ
②足首を持ったまま後ろに引く
③②の形で30秒キープする
このストレッチを行うことで大腿四頭筋を伸ばすことができます。
このストレッチを行う際に注意して頂きたいことが1つあります。
①足を開かない
足が開いてしまうとうまく筋肉が伸びず効果がなくなってしまいます。
左右の膝をつけた状態でストレッチを行ってみて下さい!
お風呂上がりなど筋肉が柔らかくなっている状態で行うと効果が上がるので
継続して行ってみて下さい!
最後に
今回は反り腰と腰痛の関係性についてご紹介致しました。
いかがでしたでしょうか?
当院では反り腰を改善する、「猫背矯正」「骨盤矯正」などのメニューがあります。
また、骨盤や姿勢のチェックを行い反り腰になっているかも確認させていただきます。
皆様の周りに反り腰が気になっている方、慢性的な腰痛に悩まれている方が
いらっしゃいましたらぜひご相談下さい!
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