先週、U18の日本代表の選手たちがアジア選手権3位になったニュースを見た方も多いのではないでしょうか?
金足農業の吉田 輝星選手、大阪桐蔭の柿木 蓮選手・根尾 昂選手など、日本代表には素晴らしい投手陣が名を連ねています。
日本代表の選手たちは、今回のアジア選手権だけではなく、甲子園や地区予選などがあり
約2ヵ月間試合を行い続けましたが、肩や肘など怪我をしたというニュースは一切ありませんでした。
しかし、野球をやっている小学生、中学生の子どもたちの中には、肩や肘を痛めてしまっている子がとても多いです。
肩や肘を痛めてしまう原因は
・柔軟性の低下
・ゆがんだ投球フォーム
・筋力不足
など様々ですが、
今回は筋力不足についてブログを書きたいと思います。
野球肩を予防するストレッチについてのブログもありますのでこちらからご覧下さい。
なぜ筋力が不足すると肩を痛めるのか?
肩には様々な筋肉がありますが、肩を痛める子どもたちには
よく「インナーマッスル」と言わている
・棘上筋(きょくじょうきん)
・棘下筋(きょくかきん)
・小円筋(しょうえんきん)
・肩甲下筋(けんこうかきん)
の4つの筋力が弱っているという特徴が見られます。
肩は上腕骨という腕の骨が、肩関節についている構造になっています。
上腕骨が肩から抜けないように、インナーマッスルが支えているのです。
インナーマッスルが弱いと、投げたときに腕を振った勢いで上腕骨が抜けようとしてしまいます。
その結果、肩の中で骨同士がこすれたり、筋肉にかかる負担が大きくなり炎症が起こり
痛みに繋がってしまうのです。
肩を痛めないための2つのトレーニング
今回はインナーマッスルを鍛えることができるトレーニング方法を2つご紹介致します!
①棘下筋
①柱にチューブをかけて、チューブが伸びきった状態を作る
②手のひらを上に向けた状態で、親指の方にチューブを引っ張る
③①の状態に戻す
④この動作を10~15回繰り返す
②棘上筋
①左足でチューブを踏み、右手の親指を下に向けた状態でチューブを持つ
②右手の親指を下に向けたまま、右手を右肩の高さまで上げる
③①の状態に戻す
④この動作を10~15回繰り返す
今回ご紹介した2つのトレーニングを1日2~3セット行ってみてください!
もしチューブを持っていない方は、500gのダンベルや500mlのペットボトルで代用することも可能です。
最後に
今回は野球肩を予防するトレーニングを2つご紹介致しました。
今回ご紹介したメニューは怪我の予防だけではなく、球速UPに繋がります。
肩の怪我に悩んでいる方、球速を上げたい方はぜひ今回ご紹介したトレーニングを行ってみてください!
当院では野球経験豊富なスタッフによる、投球指導も行っております。
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