猫背矯正

子どもの猫背を治す方法

現在8割の方が猫背といわれています。

大人だけではなく小学生や中学生のど子どもたちも猫背になっていることがとても多いです。

子どもたちの猫背を放置していると、肩こりや腰痛などが慢性化する可能性がありますが、

それよりも1番怖いのは、ケガをしやすくなる、ということです。

今回は「なぜ猫背だとケガをしやすいのか」「猫背は治した方がいいのか」をご説明したいと思います。

なぜ猫背だとケガをしやすいのか

なぜ猫背の人がケガをしやすいのかご説明する前に猫背の種類についてご説明したいと思います。

猫背の種類

猫背は背中が丸まっていたら猫背というイメージが強いですが、当院では4種類に分けています。

①前肩型

前肩型

肩が正しい位置より前に出てしまう姿勢の歪み方をしてしまいます。

②円背型

円背型

背中が丸まっている姿勢の歪み方になります。

猫背のイメージでは円背型が一番強いかもしれません。

③顔出し型

顔出し型

顔の位置が正しい位置よりも前に出てしまう歪み方をしています。

④首無し型

首無し型

周りから見ると首が短く見える方は首無し型の猫背の可能性がとても高いです。

いかがでしょうか?

自分自身に似ている姿勢はありましたか?

もし似ている姿勢がありましたら猫背の可能性が高いです。

なぜ猫背だと怪我をしやすいのか

今回は猫背が原因で起こりやすい怪我を3つご紹介致します。

①野球肘、野球肩

肘や肩を痛めた方のほとんどが猫背になっていて、

後ろから姿勢を見ると利き腕の方の肩が下がっている、という特徴があります。

投球動作にはゼロポジションという、投げる際に下記の写真のように左右の肩と肘が一直線になるポジションに

なっていれば、肩や肘に負担が少ない投げ方になります。

114141

猫背の状態では肩が正しい位置よりも前に出てしまうため、肩の可動域が狭くなります。

その結果肘が下がりやすくなってしまい、ゼロポジションが一直線にならなくなってしまいます。

肘が下がったフォームで投げ続けると肘や肩にかかる負担が大きくなり怪我の引き金になってしまうのです。

②腰痛

投げる、蹴る、走る、飛ぶなどスポーツには色々な動きがあります。

動きの中で大事になってくるのが骨盤です。

猫背の方は骨盤が歪んでいることがとても多いです。

骨盤には上半身や下半身の筋肉がたくさんついています。

骨盤が歪むと骨盤周りの筋肉が固まり、骨盤がスムーズに動かなくなります。

骨盤がスムーズに動かない状態で、運動を行うと腰にかかる負担が大きくなります。

その結果、腰痛に繋がってしまいます。

③アキレス腱炎

陸上、サッカー、バスケットボールなど走ることが多い競技をやっている方に多いケガです。

骨盤が前傾する姿勢をとると、つま先の方に重心が傾きます。

そうすると、ふくらはぎやももの裏側の筋肉が硬くなります。

この状態で運動をすると、アキレス腱炎になりやすいのです。

骨盤が前傾する悪い姿勢が、ふくらはぎの筋肉を硬い状態にさせ、

さらにその状態で運動を続けるとアキレス腱に負担がかかり

その結果アキレス腱に痛みが起こってしまいます。

アキレス腱炎の治療は痛みを取るだけではなく、骨盤の歪みを治すと再発のリスクを抑えられます。

猫背だと上記に述べた症状以外にも

・オスグット

・テニス肘

・肉離れ

・足が疲れやすい

・足がつりやすい

・外反母趾

・足底筋膜炎

このような症状が起きやすくなります。

もし上記に述べた中にご自身に当てはまる症状がある方は猫背が原因と考えられます。

子どもの猫背は治した方がいい?

来院される患者様に「猫背は治した方がいいのか?」という質問をされます。

猫背は治せるなら子供のうちに治すことをオススメしています。

大人になって猫背を治そうとすると

筋肉や骨が出来上がり固まった状態の姿勢を治していくことになるため

大人の方の猫背を治すよりも時間がかかります。

子どもの場合は、まだ筋肉や骨が成長途中のため大人に比べると柔らかい状態にあります。

成長途中に猫背を治すと正しい姿勢で身体が固まってくれるため、大人になった時に猫背が酷くなるということを

防ぐことができるため、猫背は早く治療を始めることがおススメです。

猫背矯正

ご自宅でできるセルフケア

今回はご自宅で猫背が悪化することを防ぐことができるセルフケアを1つご紹介致します!

①タオルを用意する

蜀咏悄 2017-07-21 10 59 55

②バスタオルを半分に折る

蜀咏悄 2017-07-21 11 01 04

③バスタオルをくるくる巻く

写真 2017-07-21 19 39 22 (1)

④タオル完成

蜀咏悄 2017-07-18 17 10 39

⑤背中の下にタオルを入れる

蜀咏悄 2017-10-21 17 07 06

⑥この状態で2分間キープする

背中の下にバスタオルを入れる時は、背中の筋肉が伸びて一番気持ちいいところに置いて行ってみて下さい。

バスタオルを巻く際は直径10㎝の大きさにしてストレッチを行うのがオススメです!

1日1セットお風呂上がりなどに行ってみて下さい!

このストレッチを行うことで背中が丸まることを防ぐことができます。

ご家族の皆さんでぜひ行ってみて下さい!

最後に

今回は子どもの猫背についてご紹介致しました。

なかなかケガが治らない。同じケガを何度も繰り返す。

こんなお悩みがある方は猫背が原因の可能性がとても高いです。

当院では姿勢のチェックも行っています。

気になる方はぜひご相談ください!

電話からのお問い合わせはこちらから

044-861-6220

ホームページからのお問い合わせはこちらから

banar-net-yoko

腰が楽になったと話題『整体パンツNEW ZERO