こんにちは!
9月になっても、暑かったり、台風きたり、と不安定な天気が続きますね。
季節の変わり目は、天気だけでなく体調も不安になりがちです。
当院でも、秋バテからくる身体のだるさ、寝違いといった内容で来院される患者様が増えてきました。
話を聞くと、「睡眠」に関して悩まれてる方が多かったです。
そこで今回は、今月のテーマ「食事」と絡めて、
「睡眠と食事」について書いていきたいと思います。
睡眠と食事の関連性
眠りを妨げる食べ物
「眠気」は体温が低下する過程で、発生します
消化に時間のかかる食べ物を食べると、体温が高くなる時間が長引いてしまい、
眠気を妨げてしまいます。
食べ物と消化にかかる時間をまとめてみました。
①果物
約1時間~1時間30分
②野菜
約2時間~2時間30分
③炭水化物
約2時間30分~3時間
④揚げ物・ステーキ・焼肉
約4時間
揚げ物やステーキや焼肉といったタンパク質と脂質のメインの食べ物は、消化に時間がかかってしまいます。
夕食が遅くなり、寝る時間と近くなった場合は、消化に時間のかかるものは避けましょう!
眠りを妨げる飲み物
①お酒
寝る前にお酒を飲むと、アルコールを分解するのに3時間かかり、その間は肝臓は働きっぱなしになります。
また、アルコールの作用で、睡眠のリズム(浅い眠りと深い眠りを繰り返す)を狂わせます。
②お茶・コーヒー
カフェインが多く含まれる飲み物は、覚醒作用があり、寝付きを悪くする作用があります。
覚醒作用は4~5時間あります。
睡眠に必要な栄養素
トリプトファン
睡眠に関わるホルモンの「メラトニン」の原料になる、必須アミノ酸のうちの一つです。
・トリプトファンを多く含む食品
豆類
乳製品
グリシン
睡眠じの体温の調節に関わる、必須アミノ酸のうちの1つ
・グリシンを多く含む食事
魚介類
栄養不足が睡眠に及ぼす影響
①メラトニンの分泌が減るため、睡眠の質の低下や不眠となることが多い
②成長ホルモンの分泌が低下して、脂肪の分解や肌の再生が行われなくなる。
最後に
食事をすると眠くなる事が多いから、寝る直前に食べるのがいいと思う方も多いですが
それは間違いです。
消化に血流が集中し、一時的に脳が酸欠になるため眠気を感じます。
この状態では、いい質の眠りが出来きません。
消化を終えた状態で睡眠をとれるように、食事の時間に気を付けましょう。
また、睡眠に必要な栄養素をしっかりとるように心掛けましょう!
宮前まちの整骨院では、睡眠に関するトラブルについての治療や相談も受け付けています。
お困りの方は是非、宮前まちの整骨院にお問い合わせください。
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