腰部脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とは?
腰部脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とは、脊椎にある脊柱管という神経を囲んでいる管が狭窄され、痛みやしびれが出る症状です。
腰部脊柱管狭窄症の主な症状
①腰の痛み
②臀部の痛み
③足の痛み・しびれ
④歩行障害
⑤排尿障害(頻尿・夜間尿・残尿感・失禁)
⑥間歇性跛行(かんけつせいはこう)
ちなみに間歇性跛行とは、歩いているとき足に痛みやしびれが起き、ちょっと休むとまた歩けるようになるという症状です。
腰部脊柱管狭窄症のチェック方法
整形外科などでは、レントゲンやMRIなどで腰を検査し脊柱管狭窄症の診断を行っていますが、整骨院では、レントゲンやMRIで検査をすることはできません。
整骨院では、別の方法で脊柱管狭窄症をチェックしていきます。
整骨院の脊柱管狭窄症チェック方法
整骨院では「ケンプテスト」という検査法を行います。ケンプテストで腰に痛みやしびれが出た場合は脊柱管狭窄症の可能性が高いです。
腰部脊柱管狭窄症の治療法とは?
整骨院では脊柱管が狭窄している部分を外科的に広げることはできません。しかし、背骨の際にある「多裂筋(たれつきん)」という筋肉を緩めることができれば痛みやしびれを改善させることができます。
宮前まちの整骨院では脊柱管狭窄症の治療方法
腰部脊柱管狭窄症の治療法①マッサージ
マッサージで固まっている多裂筋を中心に筋肉を緩めていきます。
腰部脊柱管狭窄症の治療法②鍼
鍼を使うことで多裂筋を緩めるだけでなく、患部を治すという力を上げることができるため症状を治すスピードを上げることができます。
腰部脊柱管狭窄症の治療法③超音波
超音波という機械を使い、患部に細かい振動を当てていきます。そうすることで筋肉を緩めるだけでなく、患部に痛みを治す成分が集まってきます。
また、神経の血流を良くする働きがあり、脊柱管狭窄症の痛みやしびれを緩和することに優れている機械です。脊柱管狭窄症のほとんどの方に使用しています。
上記の3つの方法で多裂筋を中心に筋肉を緩め痛みやしびれを取っていきます。
治療の目安としては、週2回のペースで約1ヶ月治療を行うことができれば症状を改善させることができます。
まとめ
腰部脊柱管狭窄症の症状は、「多裂筋(たれつきん)」という筋肉を中心に緩め症状を治していきます。症状を治す方法は、「マッサージ」「鍼」「超音波」の3つがあります。
治療の目安としては約1ヶ月、週2回のペースで治療を行うことが理想です。
※宮前まちの整骨院代表の小林篤史は、「脊柱管狭窄症 自力で治す!痛みをとる!」の著者であります。