姿勢とカバンの関連性に、このような声を聞いたことはありませんか?
体が歪むのを防ぎ、良い姿勢を維持しようとリュックを使っている方も多いですよね。
しかし、そこに落とし穴が…!
姿勢を良くしようとリュックに変えても、背負い方次第で猫背になってしまいます。
そんな落とし穴に引っかからないように猫背矯正マイスターの私たちが、猫背の原因や正しいリュックの背負い方・猫背予防のセルフケアについてご紹介します。
- 猫背の原因
- 正しいリュックの背負い方
- 猫背予防のセルフケア
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猫背の原因とは?
『猫背』というと背中に注目してしまいますが、猫背の原因は「骨盤」にあります。
骨盤の歪みが猫背の原因になるのは、以下の理由からです。
骨盤が背骨の土台になっている
なぜ骨盤が原因なのかというと、「骨盤が背骨を支えている=背中の土台」だからです。
背骨は同じような形の骨が積み重なっています。
(※位置によって頸椎(けいつい)胸椎(きょうつい)腰椎(ようつい)仙骨(せんこつ)尾骨(びこつ)と呼ばれています。)
背骨は体の中心を支え、正しい姿勢を維持するための柱です。
カーブ構造により体重を分散し、バランスを保ちながら筋肉や関節の負担を軽減します。
そのため、背骨をしっかりと支える土台が必要であり、その土台が骨盤なのです。
上の図のように骨盤が歪み傾いていると、背骨もバランスを取ろうと大きく湾曲してしまいます。
なので、土台である骨盤の位置が大切なのです。
骨盤の歪みの原因
骨盤の歪みが猫背の原因になることがわかりました。
猫背にならないためには、上半身の土台である骨盤を立てることが重要です。
骨盤は上半身と下半身をつなぐ要の部分であり、多くの筋肉がついています。
骨盤の前側には、ももの前側にある大腿四頭筋(だいたいしとうきん)、腰と骨盤を繋いでいる腸腰筋(ちょうようきん)。
骨盤の裏側には、お尻の大殿筋(だいでんきん)、ももの裏側にあるハムストリングス。
骨盤から太もももかけて上半身と下半身をつなぐ、重要な役割の筋肉がたくさんあります。
骨盤は、前側と後ろ側にある筋肉がバランスをとり真っすぐに支えます。
しかし、以下の原因でバランスが崩れてしまいます。
- 仕事
- 身体の使い方
- 筋力低下
- 運動不足
何らかの原因で筋肉のバランスが崩れると、骨盤が歪み猫背に繋がってしまうのです。
リュックと猫背の関連性
リュックでも猫背になってしまうのは、リュックを背負う時の紐の長さが合っていないからです。
リュックを購入してから、紐の長さを調節しているでしょうか?
紐の長さの好みは人それぞれ違うと思います。
紐の長さが長い方が、おしゃれ、かわいいなどあるかもしれません。
しかし、紐を長くしてリュックを使っている方が猫背になる可能性はとても高いのです。
この写真のような姿勢でリュックを背負っていると猫背になってしまいます。
トートバックなどに比べ、リュックは多くの荷物が入るため荷物を入れすぎて重くしがちです。
紐が長いリュックで重たい荷物を持つと骨盤は正しい位置よりも後ろに傾いてしまいます。
骨盤が後ろに傾いてしまうため、身体はバランスを取ろうと肩や背中を丸めます。
その結果、リュックが猫背の原因になってしまう場合があるのです。
猫背になりにくいリュックの紐の長さは?
では、リュックの長さを正しい長さに調節していきましょう。
骨盤には、以下の画像の仙骨(せんこつ)という骨があります。
この仙骨にリュックが当たってしまうと紐が長いという状態と言えます。
仙骨にリュックが当たっている状態で背負っていると、どんどん姿勢が悪くなってしまいます。
写真のように、仙骨に当たらないように肩紐を調節しましょう。
猫背になると身体にどのような症状が出るのか?
皆さんは猫背にどんなイメージを持っていますか?
多くの方が「背中が丸くなっている」というイメージを持っていると思います。
見た目だけでなく、猫背は体の不調を招きます。
猫背による症状
猫背になると、このような症状が身体に現れてきます。
- 肩こり
- 首こり
- 腰痛
- 外反母趾
- 膝痛
- 頭痛
- めまい
- 股関節痛
頭痛やめまいなど猫背と関係なく思える症状も、姿勢の悪さが原因の場合があります。
猫背のタイプ
当院では、猫背を下記の4つのタイプに分けています。
こちらと自分の姿勢を見比べてみて、自分に似ているタイプはありましたか?
もし、似ているタイプがあったら、猫背の可能性がとても高いです。
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猫背を改善するストレッチとは?
当院でもおすすめしている猫背予防の簡単にストレッチを紹介します。
①仰向けに寝てバンザイをする
②2分間キープする
このバンザイストレッチを継続して行うことができれば、丸くなってしまった背中を伸ばすことができます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は、猫背とリュックの関係性についてご紹介しました。
猫背になる原因は、今回ご紹介したリュックの背負い方以外にも「デスクワーク」「家事」「運動不足」「柔軟性低下」などさまざまです。
猫背は、『生活習慣病』と同じように、普段の体の使い方から直さないと良くなりません。
当院では皆様の姿勢のチェックなども行なっています。
身体の痛みがなかなか治らない方、自分の姿勢が気になる方はぜひご相談下さい!
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