「ピッチャーは肩コリがない」
この言葉を聞いて信じる人は少ないと思います。
しかし、ピッチャーはある部分を使うことが得意なので肩コリがない身体を作ることができるのです。
今回は
・なぜピッチャーは肩コリがないのか
・肩コリを予防するセルフケア
上記の2点をご紹介致します!
なぜピッチャーは肩コリがないのか?
肩コリは肩甲骨の動きが重要で、肩甲骨の可動域が狭くなると肩コリが起きやすい身体になってしまいます。
肩甲骨には肩甲胸郭関節という関節があり、肩甲胸郭関節の柔軟性が肩甲骨の可動域に重要な関わりをしています。
ピッチャーは野球のポジションの中で1番ボールを投げる機会が多いポジションです。
1番ボールを投げる機会が多い分、肩に負担が大きくなりやすいポジションなので、故障のリスクは高くなります。
しかし、ピッチャーは肩甲骨を使う回数が多く肩甲胸郭関節を動かす機会も多くなります。
その結果、肩甲骨の可動域や肩甲骨周りの筋肉が柔らかくなりやすく肩コリが起きにくい身体を作ることができるのです。
肩甲胸郭関節を柔らかくするには?
ストレッチ①
①腕が平行になるように真っ直ぐ上げる
②腕は平行のまま腕を前に出す
③腕は平行のまま腕を引く
④この動作を前後10回ずつ繰り返す
このストレッチを行う際注意点が2つあります。
①腕を平行のままキープする
腕が下がったり上がったりしてしまうと効果が低くなってしまうため、腕を平行にした状態で行ってみて下さい。
②腕を開く幅は肩幅
腕を引く時に腕を開きすぎてしまうと肩甲骨の可動域が狭くなるため、腕を肩幅に開いた状態で行ってみて下さい!
ストレッチ②
①腕を耳の真横まで上げて手の平を内側に向ける
②腕を下ろしながら手のひらを外側に向け肩甲骨を寄せる
③①の状態に戻す
④この動作を10回繰り返す
ストレッチ③
①腕を耳の真横まで上げて手の平を外側に向ける
②腕を下ろしながら手のひらを内側に向け肩甲骨を寄せる
③①のポジションに戻す
④この動作を10回繰り返す
ストレッチ②・③で注意点が1つあります。
しっかりと耳の横に腕を戻すということを意識して行ってみて下さい!
回数を重ねると腕が前に出るようになり耳の横に腕が戻らなくなります。
しっかりと効果を出すために腕を耳の横に戻すということを意識して行ってみて下さい!
最後に
今回は肩コリについてご紹介致しました。
慢性的な肩コリの原因は肩甲骨の柔軟性だけではなく姿勢の歪みが原因のことも多いです。
当院では、無料で姿勢のチェックなども行っています。
自分の姿勢が今どのような状態なのか気になる方はスタッフまでお声掛け下さい!
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