こんにちは!
誤った投球フォームや投げすぎが原因で肘を痛めてしまうのが野球肘。
宮前まちの整骨院のYouTubeでは野球肘になる根本原因を3つご紹介しています。
①股関節の柔軟性
②胸椎の伸展運動
③臀部の筋力低下
このブログでは、全3回に分けてこれらについて詳しく解説します。
今回は「①股関節の柔軟性」についてです!
なぜ股関節が硬いと野球肘になりやすいのか
肘と股関節は離れているので、野球肘と股関節の柔軟性は関係ないと思われている方はとても多いと思います。
ですが、実は野球肘になる選手のほとんどが股関節が硬いのです。
股関節が硬い選手は下半身がうまく使えないため、手投げになってしまいます。
手投げの状態になると、肘に負担がかかり野球肘につながります。
また、投球時には、リリースの位置まで腕が出てくる、「間」という時間を作ることが必要となってきます。
右投手の場合、間を作るためには
①体重移動の時間を長くする
②左足の股関節を内側に捻る
③左右の骨盤をキャッチャーの方に向ける
この3つの動きが必要になってきます。
股関節が硬いと上記で述べた3つの動きができなくなるため、間がうまく作れなくなります。
その結果、リリース時身体が開いてしまったり、肘が下がってしまったりするため、肘に大きな負担をかけて投げることになります。
その結果、肘を痛めるリスクが高くなってしまうのです。
また、身体に負担をかけること以外にも
・身体が開くことによって、バッターからボールが見えやすくなる
・リリースポイントが安定しないため、コントロールが悪くなる
・ボールにうまく力を伝えられないため、速いボールが投げられない
股関節が硬いとこのようなデメリットがあります。
対策として、股関節の柔軟性を高めることが有効です。
下半身が使えるようになったり、間がうまく作れるようになったりするので、上記で述べたデメリットを解消することができます。
理想の歩幅とは?
自分の歩幅を数えマウンドをに穴を掘るという投手が多くいると思います。
理想の歩幅は何歩かご存じですか?
理想の歩幅は「6歩半」です。
歩幅が6歩半より狭いと下記のようなデメリットがあります。
①肘が下がる
上記でも述べた通り投げる際、腕がリリースの位置まで出てくる時間を作る「間」が必要になってきます。
歩幅が狭いと、「間」を作ることができなくなるため、肘が下がりやすくなってしまいます。
②下半身が使えない
歩幅が狭くなると、立ち投げのような投球フォームになります。
立ち投げになると体が開いた状態で投げてしまうたため、肘や肩に負担がかかりやすくなります。
ですので、6歩半で投げられるように股関節の柔軟性を上げていく必要があります。
股関節を柔らかくするストレッチ
今回はご自宅でできる簡単なストレッチを2つご紹介したいと思います!
・開脚
①つま先を天井に向けて足を開く
②「痛気持ちいい」と感じるくらい開いて、30秒キープする
・お尻のストレッチ
お尻が硬いと股関節も硬くなってしまうため、今回はお尻のストレッチもご紹介します。
①右足の外くるぶしを左側の膝の上に乗せる
②左膝を立てて、右足のすねと胸を近づける
③この状態を30秒キープする
どちらのストレッチもお風呂上りなどにストレッチを行うことがおススメです!
継続して行うことで股関節の柔軟性を高めることができ、肘を痛めない身体を身に付けることができます。
また、野球のパフォーマンス向上も期待できます。
最後に
今回は「野球肘と股関節の関係性」についてご紹介しました。
宮前まちの整骨院のスタッフは野球経験者が多く、ケガの治療だけではなくピッチングフォームの指導なども行っています。
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