ブログをご覧のみなさん、こんにちは。
今日も朝、出勤していて、電車内であくびをしている方を多く見かけました。
眠い中、朝早くから多くの方が仕事に向かわれているかと思います。
そうすると、一日一回はあくびをする機会があると思います。
実は、その何気なくしているあくびは、身体の問題を解決するために重要な生理現象なのです。
そこで、今回はあくびについて書いていきたいと思います。
あくびの特徴
あくびの原因
①眠気
仕事で遅くまで残業、テストで遅くまで勉強、子供の夜泣きで夜中に起床……
生活スタイルは人それぞれ違いますが、眠気は多くの人が経験していると思います。
眠気のある時は、脳の血流が低下してしまいます。
この時、酸素を多く取り入れて血流を改善すべく、あくびをするんです。
②緊張
あの有名な「壁ドン」の場面だけとは限りませんが、入試の前、面接の前、に緊張する方が多いと思います。
緊張すると、肩や背中や胸の筋肉が収縮し、呼吸が浅くなります。
この状態を改善すべく、あくびをして体に酸素を多く取り入れます。
③脳の温度調節
脳にはたくさんの機能があり、常に活動しているため、脳は体温が上昇しやすいんです。
体温をさげるために、あくびをして外の冷えた空気を吸い込み脳の体温を下げます。
あくびが示すサイン
原因を3つほどあげましたが、それが示す事…….
それは身体が酸欠状態にあるという事を示しています。
睡眠不足や、緊張状態が続くと身体に負担がかかり、身体の姿勢が乱れます。
そうすると、常に呼吸が浅くなり、酸欠状態が続き、あくびでこの状態を改善するのです。
あくびの回数が多いほど、身体に酸素が足りていないというサインを示しています。
酸欠状態が続くと身体全体にに栄養が届きにくくなるため、目の不調や、脳梗塞、脳卒中のリスクが高まってしまいます!
酸欠状態の予防法
姿勢の乱れからくる酸欠状態
疲れによってなりがちな姿勢の一つがこれです。
背中が丸まって、よくない姿勢ですね。
この姿勢では、常に背中や肩が緊張し、また臓器も圧迫しているため、呼吸が浅くなります。
予防法
バンザイストレッチをして予防しましょう!
このストレッチは緊張している背中の筋肉を伸ばしてくれます。
目安は2~3分です。
まくらやクッションを使うだけの簡単なストレッチです。
ストレッチの方法を紹介していきます。
①「背すじのびのびまくら」、丸めたタオルを用意します。
②背中の出っ張りの下あたりに背すじのびのびまくら・タオルを置きます
③仰向けで寝て、バンザイします。
これをすることで……
このように背中の丸まりが改善し、呼吸しやすい姿勢になります。
この姿勢なら、酸欠状態を予防することが出来ます。
最後に
あくびが最近多く出る人は、酸欠状態である事を示すサインです。
姿勢が乱れていないか再度確認してみましょう。
当院では先ほど紹介した「背すじのびのびまくら」の販売や、姿勢の乱れを改善する治療も行っています。
お困りの方はぜひ、ご相談ください!